和名 | ゴボウ | ![]() |
漢字表記 | 牛蒡 | |
別名・異名 | ソネンソウ(鼠粘草)/ハタケゴボウ(畑牛蒡) | |
古名 | キタキス(岐多岐須・支太支須)/ウマフブキ(宇末布々岐・宇末不々岐) | |
語源 | 和名は、漢名の「牛蒡」の音読みから。/属名は、arcutus(=熊)を語源とし、総苞片が鈎状になっていて衣服につくことからと言う。/種小名はゴボウ属のラテン名。 | |
学名 | Arctium lappa L. | 拙庭にて↑ |
英名 | Burdock | ![]() |
仏名 | Bardane commune | |
独名 | Klette | |
伊名 | Bardana maggiore | |
西名 | Bardana | |
葡名 | Bardana | |
漢名 | 牛蒡 | |
植物分類 | キク科ゴボウ属 | |
園芸分類 | 一年生草本 | 群馬県太田市(旧尾島町)にて↑ |
用途 | 食用野菜/薬用(果実) | |
原産地 | 中国北部/シベリア | |
花言葉 | しつこくせがむ・私に触れないで(花) | |
解説 | ゴボウはキク科の一年草である。原産国の中国でも野菜として栽培することの無かった植物であり、恐らく世界中で野菜として栽培しているのは日本人だけのようである。花は、アザミに似ている。直根は深く地中に伸び、50㎝以上にも及ぶ。葉は長柄を有し50㎝以上にもなる。葉裏には綿毛を密生する。 | |
履歴 | 中国原産の渡来植物であるが、今から千年以上も前に渡来したと考えられている。中国では、『本草綱目』の中で薬草として記載されている。漢方薬の世界では、ゴボウの実を薬用として用い「悪実」と言う。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | 『梁塵秘抄』、『近松浄瑠璃集』 | |
古典2 | 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図絵』、『大和本草』、『菜譜』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
諺 | ・ゴボウを同じ土地に作らぬはばか ・ナスは輪作、ゴボウは連作 ・陽(ひなた)ゴボウに陰(かげ)ナスビ ・人のゴボウで法事をする→他人をうまく利用して自分の義理を果たしてしまうこと。 ・ゴボウほどの尾を振る→強者に媚びへつらうことのたとえ。 ・ゴボウの種蒔きは柿の葉三枚 |
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季語 | 夏(花)/秋 | |
備考 |
『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
10 | 164 | 「蔓菜」 |