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和名 ヘリアンフォラ・ヌータンス
撮影者:東京都 中村利治様 
   
撮影場所:都立夢の島熱帯植物館
漢字表記
別名・異名
古名
語源 和名は学名の音読みから。/属名は、ギリシャ語のhelos(=沼沢)とラテン語のamphora(=液状物質や穀物等を保存・保管・運搬するための筒状容器)の合成語からであるが、ギリシャ語のhelios(=太陽)と誤訳されたために、英名ではSun pitchertなってしまっている。そこで、本来の語源に戻すべきと言うことで、科学的な呼び方としてはMarsh pitcher plantと表記されるようになっている。/種小名は、「頷いた、傾斜した」の意。
学名  Heliamphora nutans
英名 Venezuelan marsh pitcher plant
仏名 Heliamphore à fleurs inclinées
独名
伊名
西名
葡名
漢名
植物分類 サラセニア科ヘリアンフォラ属
園芸分類 多年生草本
用途 鉢植え
原産地 ベネズエラ・ブラジル・ガイアナ
花言葉
解説 ヘリアンフォラ・ヌータンスはサラセニア科の多年草である。本種の所属するサラセニア科には、サラセニア属、ダーリングトニア属、ヘリアンフォラ属の3属が分類されているが、いずれもアメリカ大陸に限られて自生し、どれも湿地帯に自生する。サラセニア属並びにダーリングトニア属の場合には、北米に自生するが、本種の属するヘリアンフォラ属の場合には、南米ベネズエラのギアナ高地の固有種である。本種は原産地の項に記した国々の境界領域の高地に自生する。草丈は10~20㎝程度となる。掲載した写真に見られるように捕虫嚢は概して直立するが、中には地上に横たわるものもあると言う。筒状の葉は主脈の先端がフード状となり、多数の腺から蜜を分泌する。この密の甘い香りにひかれてハエやガが集まり、さらに蜜を得ようとして筒状の葉の中に入ると、葉の内側には下向きで滑りやすい毛で覆われているため、虫達は下に滑り落ちる構造となっている。この筒状の葉の内部にはバクテリアが存在し、落下した虫を分解し、植物体が吸収するという形式の食虫植物である。ヘリアンフォラ属の場合、総状花序を持つが、花弁は持たない。本種(ヌータンス種)の場合、高さ50~80㎝程度の花序を立ち上げ、掲載した写真に見られるように、4個の白色萼片を持った花を下垂し、下向きに開花する。
履歴     
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考